明治のレンガ建築

投稿日:2017年9月03日     カテゴリー: こじまの日常

8月最後の日曜日、某業務のため、奈良少年刑務所(旧奈良監獄)の現地視察へ行ってきました。

旧奈良監獄は、明治政府が監獄の国際標準化を目指した五大監獄のうち、唯一現存するもので、今年2月に重要文化財に指定され、その後、役目を終えて閉鎖されています。
・・・というニュースを聞いて、「ああ、行く機会がなかったな」と思っていたのですが、仕事で来られるなんて!

旧奈良監獄は、国有文化財として保存されながら、ホテルへのリノベーションによる活用が予定されていますが(いわゆる監獄ホテル)、今はひっそりとそれを待っているかのような状態でした。

まず、重要文化財の一部であるレンガの壁をぐるっと外から確認して、中へ。

監獄棟はちょうど手をパーッと開いた5本の指の形に配置されていて、中央(手のひらに当たる部分)に看守所があります。法廷の証言台のような雰囲気なのですが、そこに立つと、5本の指の形に当たる監獄棟が全て見渡せる造りになっています。
監獄棟の天井は高く、天窓からは自然光がふわっと差し込んできていました。

説明いただきながら、建物内外をぐるっと周ると、2時間近くかかりましたが、重厚感のある造りと意匠の素晴らしさに感動しました。
文化財としては、その当時の呼び方である「旧奈良監獄」となるそうですが、その敷地内(裏庭っぽいところ)には、更に古い牢獄(テレビで見る牢のイメージどおり)が移築されていて(ただし、実際に使われていたものかどうかはわからないよう)、歴史的なところにさらに前の歴史的なものがあるのに、びっくりでした。
このあと、引き続いて会議でして、本来、日曜日返上の会議は気分的にちとツラいところですが、改修前に旧奈良監獄を見学できるなんて思ってもみなかったので、休日返上のご褒美のようでした。

そういえば、この日はほんとに暑かったです。
視察を終えて表門を見上げたら、まさに真っ青な空!
あれから1週間で、すっかり秋めいてきました。今年見上げた最後の夏空だったんですね。

夏期休暇が終わって、あっという間に9月。
季節の変わり目なので体調管理にも気をつけないといけませんね。

 

この前、友人とカフェに入り(→私にしては、かなり珍しいかも。)、女子っぽくパンケーキをわけわけしてみました。こういうのもたまにはいいもんです。